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聖書の学び メッセージ > 聖書の学び
聖書の学び
Title
   第32課 永遠のもののために  
Speaker
   堂会長 イ・ジェロク 牧師
Bible
   
Date
   2008-08-08


読むみことば: 伝道者1:1-8
覚えるみことば: ヨハネ3:16

教育目標

ソロモン王を通して人生のむなしさを悟り、永遠のもののために生きる聖徒になる。


1. 伝道者の書を記したソロモン王

ダビデに次いでイスラエルの王位に就いたソロモンは、神を愛して一千頭の全焼のいけにえを心を込めてささげ、神に喜ばれました。神がソロモンに現われて、彼にこう仰せられました。「あなたに何を与えようか。願え。」この時、ソロモンは富と誉れや長寿を願ったのでなく、民をさばくための知恵を願いました。
ソロモンの願い事が主のみこころにかなったので、主は知恵のほかにも富と誉れとを与えられて、「あなたの生きているかぎり、王たちの中であなたに並ぶ者はひとりもないであろう。」と言われました(第一列王3:3-13)。ソロモン王の時は領土が広大で、人口が海辺の砂のように多くなり、安定と繁栄を味わい、その富と誉れは言葉で言えないほどでした。また、ソロモンの知恵が東のすべての人々の知恵と、エジプト人のすべての知恵とにまさっていたので、東西南北の国からその知恵を聞くためにやって来ました(第一列王4:20-34)。
ところが、ソロモン王が【主】の律法を守らないで外国の女を愛して、外国の神のために山の上に高き所まで築いたので、【主】が怒りを発せられて「わたしは王国をあなたから必ず引き裂いて、あなたの家来に与える。」と仰せられました(第一列王11:1-11)。その後、イスラエルは逆境に置かれて、栄えたソロモン王の時代は去り、彼の死後には国が南北に分裂してしまいました。


2. 空の空である人生のたとえ

富と誉れを味わって、天下の王たちより知恵がまさっていたソロモン王が多くの苦難にあって、年をとって振り返ってみると、日の下でどんなに労苦しても、それが人に何の益にもならないことを悟るようになります。それで、人生のむなしさを日と風、川にたとえました。
[伝道者1:2-7]に「空の空。伝道者は言う。空の空。すべては空。日の下で、どんなに労苦しても、それが人に何の益になろう。一つの時代は去り、次の時代が来る。しかし地はいつまでも変わらない。日は上り、日は沈み、またもとの上る所に帰って行く。風は南に吹き、巡って北に吹く。巡り巡って風は吹く。しかし、その巡る道に風は帰る。川はみな海に流れ込むが、海は満ちることがない。川は流れ込む所に、また流れる。」とあります。

1) 日は上り、日は沈み
ソロモン王は日、つまり、太陽のように輝いた人です。太陽とは、王のような高い地位ときらびやかさを意味します。太陽の光は万物を育てて実を結ぶのに大切な要素です。ところで、日が上れば闇が消えて暑くなりますが、日が沈めば暗くて寒くなります。日差しがかんかん照りつけていても、雲に隠れると暑くなくなるし、高く上っていても、いつの間にか沈んでしまいます。なくてはならない太陽が傾けば何にもならないように、太陽のように輝いていたソロモン王も、年を重ねれば何でもない人生であることを悟ったのです。

2) 風は吹く。しかし、その巡る道に風は帰る。
風は確かにありますが、見えなくて触ることもできません。風が吹けば涼しいけれど、風が吹かなくなったら暑くなります。このように、涼しい風も吹き終わったら何の益にもならないので、むなしい人生と変わるところがないという意味です。

3) 川はみな海に流れ込むが、海は満ちることがない。
川はみな海に流れ込みますが、海は満ちることがありません。このように、知識や財産をいくら多く積んでも、満ち足りることがなくて、名誉や権勢をもっと持とうとするのが人の心です。これらを得るために走って行っても、歳月が流れて年をとると、すべてのものが空の空であることを悟ったのです。日が上って沈んでも、とどめておけないし、風もつかもうとしてもつかめなくて、一度通り過ぎたらそれだけです。この地上で多くのものを得て、富と栄華を極めても、この世を去らなければならない時になれば、むなしいものになってしまうということです。
人生は永遠ではなく、その齢は長くても七、八十年です。朝になれば目をこすって起き、出勤する道から交通渋滞に悩まされて、一日中職場で汗を流して労苦します。疲れたからだで家に帰って来ると急いで寝て、また日が上れば、昨日のような生活を繰り返します。年をとりながら成熟するようでも、次第に肉体は衰えていって、結局はひとつかみの土へ帰ってしまいます。自分なりに人生の目標を立てて、一生懸命達成しようと努力しますが、神がたましいを召されるなら、何も持って行くことができません。命が絶える時になって、何かを悟って後悔しても、もう遅いので、すべてのものが空の空であると嘆くようになります。それで、後の世に備えないで、この世で自分の利益のためだけに生きれば、いくら得ても満足することがなく、つらいだけです。神を信じないで真理に従って生きなかった人は、ついに永遠の地獄の火で惨めな刑罰を受けるようになります。


3. 永遠のもののために

ソロモン王は神を恐れてその命令を守ったので、神に愛されて祝福されました。ところが、年をとって神の命令を守らないで、神が忌みきらわれる偶像を拝んで悪を行なったので、それまでに積んだものがすべて水泡に帰してしまいました。それで、ソロモン王が年をとって過ぎたことを顧みたとき、日の下でどんなに労苦しても、空の空であったけれど、一つ空でないことを発見しました。
[伝道者12:1]のみことば、「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また『何の喜びもない。』と言う年月が近づく前に。」ということです。神は、善であれ悪であれ、すべての隠れたことについて、すべてのわざをさばかれるので、人の本分を守り、神を恐れてその命令を守れば、天国で永遠のいのちが持てるからです。[ヨハネ3:16]に「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」とあります。
それでは、救われて永遠のいのちを得て、むなしくない人生を送ろうとするなら、どうするべきでしょうか? 神の御子イエス・キリストを受け入れて、神の子どもとされる特権を得て(ヨハネ1:12)、人の子の肉を食べて、人の子の血を飲まなければなりません(ヨハネ6:53)。熱心にみことばを聞いて祈り、真理に逆らうものは捨てて、真理を心に満たすほど、イエス・キリストの心になれます。そうすれば、神は私たちの人生に喜びと感謝があふれるようにしてくださいます。
永遠のいのちを持っていない人は、自分の利益のためにあらゆるものを欲をもって求めるので、満足がありません。一方、永遠のいのちを持っている人は、財産と知識を積んで名誉と権勢を得ても、神の栄光をまず考えるので、神がさらに祝福してくださり、キリストの香りを放つようになります。ソロモン王は、ただ一つむなしくなく、永遠のいのちを得る道は、神を恐れてその命令を守ることだと後の日に悟ったのです。
私たちが神の子どもとされる特権を得ることは、世の何よりも大切なことです。それで、天国の永遠のものを望むようにならなければなりません。全知全能の神に賛美して祈り、伝道して礼拝することも、永遠のものを得る道です。

愛する聖徒の皆さん、人生の目標をこの地上のむなしいものでなく、天国の永遠のものに置く賢い聖徒になり、永遠のいのちと祝福を得られますように、主の御名によって祈ります。

 
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