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聖書の学び メッセージ > 聖書の学び
聖書の学び
Title
   第7課「火の答えを受けたエリヤ」  
Speaker
   堂会長 イ・ジェロク 牧師
Bible
   
Date
   2015-08-21


読むみことば: 第一列王18:20_46
覚えるみことば: マルコ16:20
参考にするみことば: 第一列王18:39
教育目標: 偶像礼拝に染まっている民を神に立ち返らせたエリヤの従順と信仰を見習うようにする。

イスラエルの歴史上悪い王として指折り数えられているアハブは民を神に背を向けるようにさせ、異国の神に仕えながらも、全く良心の呵責を感じませんでした。それにシドン人の王エテバアルの娘イゼベルを妻にめとることまでします。シドン人の王はバアルに仕える祭司でもありましたが、彼の娘を王妃として迎えたので、イスラエルが堕落の道に落ちるのは時間の問題でした。神はイスラエルの罪と悪が極まった時代に合わせて、創造主の神だけがまことの神であることを現して、偶像礼拝に落ちた民を神に立ち返らせる神の人を遣わされます。その人がまさに預言者エリヤです。

1. ただ信仰によって従ったエリヤ

エリヤは神によって強くされる前は、非常に柔弱な性分でした。いつも自分は欠けているところが多く、自慢することがないと思っていたので、自信のない姿でした。どんな状況でも自分を主張したり、平和を壊したりすることがありませんでした。このような彼が一時代の大預言者として用いられるためには、柔弱な性分が霊的に大胆な性分に変えられなければならなかったので、神は彼が練られるようになさいました。
第一列王記17章で、神はエリヤに、全国を偶像の巣窟にして、民をひどい苦しみに陥れたアハブ王に、恐ろしいさばきが臨むことを伝えるようにされます。エリヤは「私の仕えているイスラエルの神、【主】は生きておられる。私のことばによらなければ、ここ二、三年の間は露も雨も降らないであろう。」と伝えます(第一列王17:1)。
それから神はエリヤに、アハブから避けて身を隠す場所を指定してくださいます。心が悪くて神に逆らったアハブ王に日照りの呪いを伝えたなら、彼は悔い改めて立ち返るよりは、むしろエリヤを殺そうとするはずだからです。神はエリヤをケリテ川のほとりに身を隠すようにし、烏を通して朝と夕方にパンと肉を供給してくださいました。
雨が降らなくてケリテ川が枯れると、神はエリヤをシドンにいるツァレファテのやもめのところに遣わされます。エリヤはやもめに一口のパンで養われて、日照りが終る時まで糧が尽きない祝福をやもめが受けるようにさせたり、彼女の死んだ息子を生き返らせたりもしました。

2. カルメル山で火の答えを受けたエリヤ

神のことばのとおり三年半もの厳しい日照りがイスラエル全域を襲いました。第一列王記18章で、神はエリヤに「アハブに会いに行け。わたしはこの地に雨を降らせよう。」と言われます。当時、アハブ王はエリヤを捕らえて殺そうと血眼になっていたので、エリヤがアハブに会ったら死ぬこともあり得るところです。
それでもエリヤは大胆にアハブの前に出ました。エリヤを見るや、アハブは「これはおまえか。イスラエルを煩わすもの。」と言います。するとエリヤは恐れないで「私はイスラエルを煩わしません。あなたとあなたの父の家こそそうです。現にあなたがたは【主】の命令を捨て、あなたはバアルのあとについています。」と言います。つまり、三年半の日照りは王と民の偶像礼拝のせいで臨んだ災いだということです。
そして、アハブに「さあ、今、人をやって、カルメル山の私のところに、全イスラエルと、イゼベルの食卓につく四百五十人のバアルの預言者と、四百人のアシェラの預言者とを集めなさい。」と言います。エリヤは彼らと対決するとき、生ける神だけが火をもって答えられると堅く信じていました。それで、民に「火をもって答える神、その方が神である。」と叫んだのです。
エリヤはバアルの預言者たちに「あなたがたで一頭の雄牛を選び、あなたがたのほうからまず始めよ。人数が多いのだから。あなたがたの神の名を呼べ。ただし、火をつけてはならない。」と言います。なぜなら彼らはバアルだけが天から火を下ろして、雨、風、暴風を起こすと信じていたからです。
数百人が大きな声でバアルを呼ばわり、剣や槍で血を流すまで自分たちの身を傷つけながら、火をもって答えてくださいと叫びました。しかし、昼も過ぎ、ささげ物をささげる時まで何の声もなく、答えもありませんでした。これを見たエリヤはまず壊れていた【主】の祭壇を建て直します。そのあと、全焼のいけにえの上に多くの水を注ぐようにします。
それでは、エリヤが全焼のいけにえの上に水を注ぐようにした理由は何でしょうか。これはただ神が働かれたことを誰も疑わないで信じるように現すためでした。三年半の間続いた日照りの中で、何より尊いものは水です。尊い水を四つのかめに三度も祭壇に注ぎました。これは最も尊いものを神にささげれば、必ず行ったとおり刈り取るようにされる神を信じたからです。また、天から火が降って来て全焼のいけにえを焼き尽くしたとき、ごまかしなく、ただ神が働かれたということをすべての人に刻印させるためでした。偶像にすぎないバアルは神でもなく、ただ創造主の神だけが答えられるまことの神であることをまざまざと見せようとしたのです。
ついにエリヤが「私に答えてください。【主】よ。私に答えてください。この民が、あなたこそ、【主】よ、神であり、あなたが彼らの心を翻してくださることを知るようにしてください。」と叫び求めると、【主】の火が降って来て、全焼のいけにえと、たきぎと、石と、ちりとを焼き尽くし、みぞの水もなめ尽くしてしまいました。
このようにエリヤが火の答えを受ける驚くべき光景を見た民は「【主】こそ神です。【主】こそ神です」と、恐れて創造主の神だけがまことの神であると認めました。エリヤはただ信仰によって求めて、少しも疑わずに神を信じて信頼したので、自分を殺そうとする人々の前でも大胆に生ける神を証しすることができたのです。

3. 激しい大雨が降るまでただ信仰によって行ったエリヤ

エリヤはただ信仰によってにせ預言者八百五十人と対決して火の答えを受け、イスラエルの民を徹底的に悔い改めさせます。それだけでなく、バアルの預言者四百五十人をひとりものがさないようにして全部殺します。
そして、イスラエルのアハブ王のところに行って、ただ信仰によって「激しい大雨の音がするから。」と告白したあと、再びカルメル山の頂上に登ります。これは「わたしはこの地に雨を降らせよう。」と言われた神のことばを実現するための信仰の行いでした。
ついにカルメル山の頂上に登ったエリヤは地にひざまずいて切に祈り始めました。どれほど切に主を呼び求めて祈ったのか、腹がよじれて、はらわたがねじれ、腰が曲がって、自分の顔をひざの間にうずめました。このようにエリヤは神に答えられる時まで絶えず求めます。
一方、若い者には「さあ、上って行って、海のほうを見てくれ。」と言いました。若い者は上って、見て来て、「何もありません」と言うと、エリヤは「七たびくり返しなさい。」と言います。人の手のひらほどの小さな雲が海から上る時まで、若い者に何と七度も見るようにしました。
切実なエリヤの祈りは天の御座を動かして、神を感動させるのに十分でした。三年半も閉じていた天を開いて雨を降らせる祈りなので、どれほど力を尽くし、知性を尽くし、最善を尽くしたでしょうか。エリヤは神の答えを受ける時まで、ただ信仰によって祈りました。神が雨を降らせようと約束されても、願わなければならないという霊の世界の法を知っていたからです(エゼキエル36:37)。いくら神が答えられると約束されても、私たちが願わないなら答えられません。
また、エリヤは神の約束を信じるので、信仰の行いとともに信仰の告白で神の答えを引き下ろすのが見られます。人の手のひらほどの小さな雲が海から上っただけで、まだ雨が降り始めたのではないのに、若い者に「上って行って、アハブに言いなさい。『大雨に閉じ込められないうちに、車を整えて下って行きなさい。』」と言います。しばらくすると、空は濃い雲と風で暗くなり、やがて激しい大雨となりました。
したがって、エリヤのように神に答えられて心の願いをかなえるためには、何より神に喜ばれる信仰を見せなければなりません。喜びをもって礼拝をささげて、心を込めてささげ物も備えて、ささげなければなりません。また、疑わずに最後まで願いますが、口で告白することも大切です。
創造主の神には成し遂げられないことがありません。私たちにあるどんな問題でも疑わずに信じて願うとき、解決者になってくださいます。エリヤのようにただ信仰の告白をして、答えられる時まで切に祈って、神に栄光を帰しますように。


* まとめと適用
1. イスラエルに三年半の間日照りになった原因は何だったでしょうか。( )

2. エリヤはなぜ全焼のいけにえの上に水を注ぐようにしたのでしょうか。

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3. 預言者エリヤは三年半の間閉じた天を開いて雨を降らせるために、どんな祈りをささげたでしょうか。

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4. エリヤは人の手のひらほどの小さな雲だけを見ても、どんな信仰の告白をしましたか。

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* 今週の課題
栄華を極めたと言われているソロモン王はすべてを味わい尽くした後、どう告白しているでしょうか。私たちは人生で何を目的とすべきでしょうか。次回までに伝道者の書1章を読んで考えてきましょう。


* 「人物」を知って力にしましょう
「アハブ王」
アハブは北イスラエル王朝の中で最も悪名をはせた人物である。バアルを拝むイゼベルと結婚して、バアルのために祭壇を築いて仕え、アシェラの木像を作って【主】の怒りを引き起こした。結局、偶像礼拝のせいでイスラエルに三年六か月の間、日照りと飢謹が臨んだ。また、策略を巡らしてナボテを殺し、彼のぶどう畑を取り上げるなど、数多くの悪を行う。ついにアラムとの戦争でひとりの兵士が何げなく弓を放った矢で死に、その血を犬がなめる悲惨な終末を迎えた。

 
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